特許取得しましたー「ひかりのオアシス®ソーラーシェアリング」

3月30日に新たな特許が取得出来ました。12年ほど前に開発のヒントを得て、2021年から実開発に取り組んで来た成果です。併せてPCT出願も行っております。

特許第 7249077号は、ソーラーシェアリングにおいて「営農と発電のWIN-WINの関係」を提案した新技術です。

ひかりのオアシス®ソーラーシェアリング構想図
ひかりのオアシス®ソーラーシェアリング構想図

ペロブスカイトという次世代の太陽電池が実用化が目前であり、このペロブスカイトを使用して初めて今回の特許技術が本当の意味で生きてくるものと考えています。新たな産業を興しながらカーボンニュートラルの社会実現をすることこそが永続されるべきだと考えているからです。

弊社は「太陽の拡散光利用」を起業の2015年以来一貫して研究してまいりました。本特許のソーラーシェアリングの採光部にはすべて拡散材を設置して太陽光パネルの下にも拡散光を送り込み結果的にソーラーシェアリング施設内は均一な照度にするこが出来るため、作物には四方から拡散光が照射されることになり作柄が良くなります。

また、太陽電池、採光部(光拡散板)共に波型形状のパネルを使用し、谷底の任意な位置に貫通穴を設けることで、雨水を作物への均一な潅水に利用できるようになります。

春から夏にかけての10~14万㏓の紫外線交じりの炎天下での農作業は、このソーラーシェアリング農地では紫外線カットされた柔らかい拡散光の下での作業となり、働きやすい環境に改善することが出来ます。

ひかりのオアシス®ソーラーシェアリング 特許技術

地域で発電された電力の地産地消で農村の6次産業化(食品加工や流通)で雇用を創出する地方創生などのプロジェクトに活用いただけるのではないか、という未来構想を描いております。

植物の生育に重要な日照と灌水の「バラツキ」を抑える特許技術で、作物の生育を向上させた上で、「発電量」の最大値を求めていくソーラーシェアリングの新たなご提案です。

ひかり屋根が取り組む「ひかりのオアシス®ソーラーシェアリング」にご期待下さい!!