ひかりのオアシスPJ – 屋根で省エネ・創エネ

-光拡散天窓
-調光システム
-太陽光発電・蓄電池システム(自家消費)

上記を組合わせたトータルシステムにより、無尽蔵の太陽光のエネルギーを様々な目的の照明として活用し既存の電気照明とのベストミックスを実現。

・省エネ,CO2削減効果
・健康改善効果
・癒しの効果
・作業性や作業へのモチベーション改善
・植物栽培における育成改善
・電源喪失の避難地域へのより良い支援

太陽の拡散光がSDGs推進に貢献する上に、多様な効果が期待出来ます。

自然エネルギーとしての太陽光を活用
拡散光の多様な照度によりソリューションを提供する
ひかり屋根(株)が新たなに取り組む開発プロジェクトです!!

太陽を活かす 屋根を活かす SDGs

弊社は設立当初から、省エネやCO2削減=地球温暖化防止のために拡散光の効果を追求した光拡散天窓を開発してきましたが、人工の照明よりも明るい拡散光の効力についてその使用方法を提案し続け、社会に貢献出来ることを目指していけたらと考えるようになりました。
持続可能な社会の実現に寄与して行くことを目標とし、国連のサステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)に登録申請中の省エネ技術によりCO2を削減するのが現有のひかり屋根の技術です。さらに新たな開発テーマとして食料・健康問題関連における新たな社会の課題解決に取り組むのが、ひかりのオアシスプロジェクトです。

自然光・人工光とひかりのオアシスPJの拡散光

自然エネルギーとしての太陽光を自然のまま活用
私たちの身の回りの照度は何ルクス(lx)あるのでしょうか。日本工業規格(JIS)では、人々のさまざまな活動が安全・快適に行える視環境をつくるため、推奨する照度基準を「JIS照明基準」で定めています。
自然光や人工の光とひかりのオアシスPJの拡散光の照度を比較してみましょう。

●自然光・人口光とひかりのオアシスプロジェクトの拡散光

JIS照度基準は必要な明るさ及び省エネ/CO2発生抑制の観点から設定されており、これらは遵守されなければなりません。しかし、電力をほとんど消費しないで奨励された基準よりも高い照度が得られる技術があるのであれば、どうでしょうか?太陽の光は照明の「光源」として考えると、まずなによりも無料で利・活用が出来る有難い光です。とても明るく、演色性の良い、優れた「光源」です。これを有効に活用しないのは現在SDGsの推進が叫ばれている現在に、「もったいない」話です。

視力の落ちたご高齢者や細かな図面の読み違いなどのミスや眼精疲労も解消される。展示品などでの見え方も大幅に改善される。また、最近では児童の視力低下や鬱、認知症・不眠症・鬱などにも高い照度の光を照射すれば効果が期待されるとの研究文献もあり、高照度療法が実施されています。いろいろな分野でJIS照度基準以上の明るいひかりが求められ、活用されようとするニーズが生まれています。

驚くべき拡散光の「ちから」

太陽光の拡散光は自然からの恵みとして、人類や地球上の動植物等、多くの生物の生存に寄与してきたと考えられるのではないでしょうか?

弊社の旧オフィスで拡散光を利用したレタス栽培を試みました。
低紫外線、隅々まで届く拡散光の効果で、直射光で育てたレタスより拡散光での栽培の方がより良い結果を得ることができました。

拡散光
直射光
拡散光と直射光での植物栽培の比較

屋外での直射光は夏季10万lx以上、冬季7万lx程度、曇りや雨の日でも約2~4万lx、 天気の良い日の木陰は1.3万lx、ビル陰は8000lx程度あります。太陽光発電を利用して自家発電型した野菜工場もあるのでしょうが、「ひかりのオアシスPJ」では、電力エネルギーを使用せずに太陽の拡散光で均一な生育を実現する植物栽培の光源エネルギー活用のひとつの形として開発して行きたいと考えております。この植物栽培への拡散光利用で食料の安定確保と栄養状態の改善を達成すること=持続可能な農業というSDGs推進も「ひかりのオアシスPJ」にて取り組んで参ります。

拡散光はこんなにも明るい

太陽光の照度は晴れの日で10万lx 以上にもなり、雨天時でも2万~4万lxです。例えば工場や倉庫の作業に必要とされるJIS基準の400lxを光拡散天窓から得ることは1日の稼働時間で電気照明を点灯しなければならない時間はごくわずかとなり、大幅な省エネ=CO2削減が実現します。

拡散光の照度は建物の高さに応じて拡散材の透過率や拡散板の設置量を変えることにより多彩な照度を作ることが出来ます。ひかりのオアシスPJでは100~20,000lxの複数の提案をしていますが、これは一部にしか過ぎません。このホームページでご紹介する 例題以外にも様々な活用方法が考えられ、持続可能な太陽のクリーンエネルギーを様々な場面で活用し具体化していくことが、社会における課題解決につながり、ひいては地球規模のSDGs課題の解決に貢献することを目指して行きます。

新たな開発のテーマに取り組んで行くのが、ひかりのオアシスPJです。弊社ひかり屋根はSDGs推進や社会の課題解決に貢献する研究開発のテーマに挑戦を続けて行きたいと考え活動して参ります。

お客様の声から学ぶ

「お客様の声に耳を傾ける」弊社の開発活動の中で重要視しているモットーです。お客様のお困りごとを解決する開発検討のきっかけになるのは勿論のこと、さらに前向きに、こんな事が出来たら、という開発テーマの発見につながる事もあるからです。弊社の「ひかりのオアシス」への検討もこのようなお客様の声から学ばせていただいたことが基本になっています。

以下にご紹介するのは、会社設立の前後の時期に拡散光型天窓の施工後、お客さまから頂いたお言葉の一部です。

大型物流倉庫・工場

「ほぼ一日中照明を点灯する必要がありません。」

「電気照明器の光に比べて非常に明るく図面や伝票が見え易くなった。」

「走行クレーン等の影が作業の邪魔をせず隅々まで見えるようになった。」

「光拡散天窓を設置したら投光機が必要なくなって後工程作業がやり易くなった。」

展示場・店舗

「展示品の見え方が屋外で見える色と同じできれい。」

「蛍光灯照明の下よりも拡散光の下の生花が枯れにくく長持ちした。」

「拡散光と照明器を連動した調光の仕組み(ひかり屋根つなぐのプロトタイプ)を設置したら想像したことのない節電効果になり驚いた。」

介護施設・保育園

「屋外に出られないご高齢の入居者が特別介護のホールで明るい柔らかい光の下で気持ち良さそうに日光浴をしている。」

「園児たちが雨の日でもホールで活発に遊んでいる姿を見てください。」

カフェテラス

「障子越しに入ってくるような灯りで気分が落ち着く。」

「お客様の多くは結局拡散光が心地よい照明になっているテーブルに集まって来ます。」

アフリカのある国へ仕事で出かけられた知人から聞いたお話です。

「世界には、地域により電力を潤沢に使うことが出来ないところが、まだまだ多く存在する。 日本人にとっての当たり前は彼らにとっては当たり前じゃないんだよ。」

「電源喪失状況に陥った大災害被災地域も同じ話だよね。有って当たり前の電気が急に失われるのだから。」

ひかりのオアシスプロジェクトが目指すもの

多様な拡散光の照度が様々な社会の課題を解決出来るような可能性が見えて来ております。

弊社は「課題解決型」企業としてSDGsを含む社会の様々な課題解決策ニーズにお応えするために太陽の拡散光を活用した技術や製品システムの開発を継続して参ります。