カゲテラス®Ⅲ-農業をさらに強く後押しします

いよいよカゲテラス®Ⅲ(特許第7830776)の社会実装の準備段階に入るための実証確認段階の提案を行っています。
上図は拡散光が農作物のバランスの取れた成長を育むことの説明です。この拡散光の植物育成効果は2017年頃から当時の弊社実験でも着目していました。強烈過ぎる直射光は時に植物に害となり、また時間帯により農作物の場所によって陽当たりのばらつきが大きくでてしまうこともあります。 こうした問題を改善し農作物がより良く生育する環境を作るのが拡散光による大きな効果と考えています。

次の図は今回の新たな特許第7830776で考案したマス目状(格子状)の発電ユニットの構造とそのメリットを説明しております。
ペロブスカイト発電パネルはフィルム状で様々な場所に貼付けることができるという利点を活かして光拡散屋根(ポリカ拡散板)直下にぺロブスカイト発電パネルを4側面に貼付した立方体を組み合わせたマス目状の発電ユニットを設置することで上部の屋根面積1に対し4倍の発電が得られる構造となっています。この新しい発電体の構造により、下の農作物への日光の照射を遮るものは無くなり、作柄を犠牲にして発電を行うという本末転倒な(農地では農業が主で発電は従の関係であるべきなのに)状況が起こらなくなります。
すなわち、拡散光とペロブスカイト発電パネルと、この「拡散光通過型」の発電ユニット構造の組み合わせで、
1)農作物の順調・健全な生育
2)発電量の増加(拡散光照射量は太陽の位置に左右されにくい)
3)発電パネルは外気(雨風含む)に直接露出していないため耐久性が向上する
という大きなメリットを享受することが出来ます。

こちらの図は都内のある営農者がシャインマスカット(ブドウ)の栽培を行う際にこのような形で拡散光とペロブスカイト発電を活用して、
ブドウ(農作物)のより良い収穫
発電されたクリーン電力の自家消費(農機具や電動の運搬車、自宅電力など)
のために使っていただけるようご提案したものです。
農作物にも優しい拡散光環境は夏場の農作業時の熱中症予防にも役立つものと考えています。
この社会実装の準備段階がさらに一段進み、農業の発展と低炭素社会への貢献が出来ることを願ってさらに活動していきたいと考えております。

